薄毛の人でもパーマをかけたい!と考える人もいるのではないでしょうか?
しかしパーマは頭皮にダメージを与えるだけでなく、髪の毛自体が細くなってしまうことがあります。
薄毛の人はパーマをかけてはならない
結論から申し上げると、なるべく薄毛の人はパーマをかけないことを推奨します。
確かにパーマは髪の毛のボリュームを全体的にアップしてくれますが、髪の毛や頭皮に強い化学変化を起こさせますので、ダメージを避けることができません。
何度も施術を繰り返すことによって、髪の毛自体の芯も細くなり、薄毛が進行しているように見えてしまう可能背もありますし、
頭皮環境を大きく悪化させてしまうことも・・・。
頭皮への負担が尋常ではない
パーマが髪の毛によくない理由の一つに、髪の毛を必要以上に引っ張ることによって、頭皮に通常よりもはるかに超える刺激を与えてしまうことがあります。
パーマをかける際にはロッドを巻いたりしますので、どうしてもこれは避けられません。
髪の毛は強い力で引っ張られることで毛根にダメージが起きてしまい、結果的に抜けやすくなることも考えられます。
また、パーマ液は薬剤ですので、人によっては頭皮に炎症が起きることもあります。
髪の毛が元々弱った状態でパーマ液をかけて炎症させてしまうと、この刺激で髪の毛が抜けてしまうこともあります。
生えている髪の毛自体にも深刻なダメージ!
パーマはその薬剤によって髪の毛同士の結合を解き、形を固定させたあとに再び結合状態に戻すことでウェーブやストレートなどのスタイルを維持させています。
この一連の流れの中で起こる化学変化は髪の毛のダメージを避けることができません。
特に何度もパーマを当て直していくと、髪の毛を満たしているコルテックスが流れ出やすくなり、その結果髪の毛自体が傷んでしまったり、一本一本が細くなってしまったりします。
髪の毛が細くなってしまうと結果的に全体のボリュームがダウンしますし、ますます薄毛が進行しているように見えてしまうでしょう。
でもどうしてもパーマをかけたい!そんな人は
それでも「ヘアスタイルを色々楽しみたい!」という思いでパーマをかけたい方もいるでしょう。
そういった方は施術の際に気を付ける点があります。
まずパーマの種類はなるべく頭皮、髪の毛へのダメージが低いものを選びましょう。
まず間違いないのは担当する美容師さんに薄毛が気になっていることを伝えることです。
また、パーマ液が頭皮につかないように配慮してくれる美容室などで施術してもらいましょう。
パーマを当てる前と後はシャンプーをやりすぎてはいけません。
洗髪時には優しくマッサージすることも頭皮へのダメージを抑えることには有効です。
根元ではなく、毛先にパーマをかけるといったデザインを選択することも自己防衛には最適です。
薄毛の人にとってパーマは良いものではありませんが、どうしてもかけたい場合は、頭皮、毛根、髪の毛へのダメージを最小限に抑えるように気を配りましょう。